百三十四回目

・どうも、今日でついに二十歳になっちゃいますた。
二十歳になるとなんか変わるんですかね?
別にできることは今までと大差ない気がする。
とりあえず言い訳がさらにきかなくなるか。
それがとっても残念です。
まぁでも僕はこれからも相変わらず、基本的に手を抜きつつ切羽詰ったらがんばって最低限の空気は読みつつ無意味にバランスとりながら死ぬまで生きていこうと思いますので、皆さんこれからもよろしくお願いします。
自分は別にそんな風に生きたいわけではないのですが。





・人間の値打ちは涙で決まる、とかまったく思っちゃいないけど、俺は痛みとか苦しみとか以外ではあんまり泣かない。
別に我慢してるわけでもなくて、なんつうか涙が出るほど心が動かないんですよね。
やっぱ涙ってのはなんにせよよっぽど心が動かないと出ないわけじゃん。
つまり俺の心は全然動いてないってことなんですよね。
この20年間を思い出しても大泣きしたのはじいちゃんが死んだときぐらいだ。
殴られたときとか先生にしかられたときとかには頻繁に泣いたけどね。
街でヤンキーにいきなり殴られたときとかまじ泣いてたし。
というわけで心動かしたいわけですよ。
だからなんか心動くものを映画でも何でもいいので教えてください。
ちなみにラスト・サムライとかじゃ心動かなかった。
今日見たミリオンダラー・ベイベーとかは暗くなっただけでした。





・そういや、俺は今日からオーストリアに行くことになってしまっているらしい。
もちろん行きませんけど。
どうすりゃいいのやら?





・昨日はサプライズがいっぱいあった。
だが、サプライズが起きて欲しいのは俺だっ・・・!





・というわけで名言をひとつ。




まったく、年をとると人生が面白くない。
働けば、まァまァの収入があり、まァまァの暮らしをしている限り、破綻なく日が過ぎていく。
そういうことがどのくらいおもしろくないか、若い人には想像もつかないだろう。
あれは、インポテンツになってから美女を抱いているようなものである。

・・・92点



阿佐田哲也a.k.a色川武大のエッセイより。
これ以上ない例えですね。
やっぱ金を使うなら今だ。
しかし金がない。