三百五十五回目

・どうもー。
今日は何故か最近亡くなってしまった母ちゃんのおばさんの家の片付けに行かされたのだが、なんか妙に面白かったです。
母ちゃんのおばさんの旦那さんは外交官で、ビルマとかマレーシアとかの大使を務めるようなとっても偉い人だったらしい。
したがって金もある。
そしたら部屋を片付けると金目のものも金目じゃないものも出てくるわ出てくるわ。
ディオールのミンクの帽子やらミンクの襟巻きやら。
というわけでミンクがいっぱい出てきた。
大使マダムすげぇ。
けど今の世の中ミンクなんか着ようが無いよね。
質屋にでも行けば高く売れるのだろうか。
しかし、母ちゃんのおばさん夫妻には子どもがいなかったから、相続が色々大変みたい。
よく分かんないけど。
とりあえず俺は片付け手伝ったお礼にタキシードをいただいてしまったぜ。
外交官のおじさんが着てた30年前ぐらいのヤツだが、ウン十万するかもしれないそうだ。
だいぶちっちゃいし、まぁ実際着ようがないんだけど、卒業式のときにでも着ようかと思います。
あと結婚式とか。
目立っちゃうよ俺!


・じゃあ明日は勉強しないと新幹線を使わなければいけないハメに陥るから寝よ。