八百四十五回目

・今日はたまたま近所でやってた地元NGOの合同説明会みたいのに行ってみたんですが、かわいい女の子がわんさか居てまじ楽しくなりましたw
かすかな期待はしてたんだけど、期待をはるかに上回る状況だった。
次回のイベントにもぜひ参加したいなw

・とはいえ俺は硬派なので、かわいい女子大生たちに鼻の下を伸ばしていたのは束の間で、ほとんどの時間はあまり人気のないバングラデシュ人のおじさんの話を聴いていた。
女子大生たちは結局「ボランティアとか社会貢献してるっぽいけど、実態は向こうの子どもとかに金払って遊ぶだけの出会い系ツアー」みたいのが好きなようだ。
別に俺はそれは否定しない。
下手にボランティアするより金使った方がよっぽど社会貢献だと思うしね。
でも、貧乏旅行してきた身から言わせると、よくあるスタディ・ツアーみたいのはどう考えても高すぎる。
タイのローシーズンに一週間で18万とかはボッタくりのように感じてしまう。(今思うと奔流は良心的価格だった。)
中身聴くと現地のNGOとかボランティア先の村とかに払うお金が結構要るみたいで、まぁそうなのかなとも思うんだけど、金払って農作業するとか子どもと遊ぶとかだったら、別にNGOじゃなくて個人でやれば良くないか?
そんで、単独行動禁止・夜遊び禁止とか言われたら、そんなの同行の女の子に期待する以外何の楽しみもないし金の無駄じゃんか。


というわけで全然興味湧かなかったんですが、そのバングラデシュ人のおじさんは雰囲気がちょっと違った。
おじさんはバングラデシュの貧しい村の出身、経緯は分からないけど九大の医学部を卒業して日本の医師免許を取得、今は日本国籍を取得して下関で耳鼻科をやってるらしい。
おじさんのNGOは参加者はあんま居ないそうで、やってることはおじさんの地元の村に図書館と診療所を建ててるだけの地味なNGOだ。
もともと診療所は建てるつもりはなく、教育の場が一番大切だとの想いから図書館を建てたのだけど、村人から図書館なんか要らないから診療所建ててくれと言われて現在建設中らしい。
しかし、図書館に比べて診療所は色々と金がかかるようで、おじさんのポケットマネーもそこまで回らなく、ランニングコストをどう調達するかが課題のようだ。
おじさん曰く、「カネがあれば医者も集まるしどうとでもなるけど、カネがない」とのこと。
僕的には非常に好感の持てる言葉だった。

一方、同じ会場にはもっと有名で大規模なバングラデシュで活動してるNGOのブースがあった。
おじさんがそっちのNGOをdisって曰く、「あっちは宗教団体のお偉いさんが協力していて、信者に毎月1,000円ずつ出させてる。その金でハコモノばっか作って貢献してるような気になってるけど、いつか絶対破綻するよ。ハコなんて最低限で十分。」とのこと。
奇しくも会場が博多リバレインという福岡で一番無駄なハコモノだったこともあり、そのおじさんの言葉にはとても説得力があった。
ハコモノを作りたがるのは日本人の悪しき伝統な気がするが、中身が必要なければハコに意味なんかない。
建物も人間もハコよりも中身だろう。

というわけでおじさんと話しててかなり楽しかったので、今度食事しようということになりましたw
何食うんだろ?w


・しかしNGOとかの話を聴くと、自分でも何かできそうで面白いね。
圧倒的に勉強不足で力不足ってのもあるけど、銀行で俺が何かを成し遂げるのってのはなかなか難しい。
でも、NGOで金が集まらないのが課題とかだったら、今の俺でも何かできそうな気がする。
もちろん仕事はがんばりたいですが、余力があるときは趣味だけでなくこういう課外活動も色々やってきたいですな。
というわけで今週末はなかなか有意義でした。
バイクも乗れたし。
あとはマリンスポーツでもしたいな。
釣りでも始めようかなぁ。
福岡は楽しいです!