八百四十六回目

・会社で災害ボランティア研修とかいう謎の研修を募集していた。
なんでも岩手でボランティアすると研修扱いになって宿泊費とか交通費とかが支給されるらしい。
残念ながら今月のはスケジュール的に無理だったんだけど、参加した過ぎますね。
社費でボランティアとかボランティアじゃない気がしないでもないけど。




・しかし不思議なもので一度被災地に行くとかなりマインドが変わるもんだ。
僕は基本的に冷めたピザのような性格の人間なので、これまでボランティアに対しては「無償でやるとか物好きが居るもんですね。よくやるわ〜。」という態度だった。
中学校時代にムリヤリ行かされた障害者施設のボランティアが、捻くれ全盛期の俺をさらに捻くれさせたっていう過去のせいもあったかもしれない(というかムリヤリの時点でもうそれはボランティアではなかった)。
GWにバイクで東北回ったときも、どちらかというと怖いもの見たさがメインで、そんなに被災地の役に立ちたいという想いがあったわけじゃなかったし。
でも何となく行ってみた被災地の現場は本当に凄くて、さすがの俺も何かしたくなったんですよね。
で、雲仙から来てたボランティア団体にスコップ借りて1時間ぐらいドブ堀りしてみたんだけど、意外と気持ち良かったんですよ。
普段形の見え辛い金融業を仕事にしてるせいかもしれないけど、やっぱり直接目に見える形で社会貢献ができるっていうのは気持ち良いものなのだと気づいた。
そもそも俺は金儲けの中で社会貢献するのがベストと考えてるだけであって、社会貢献したくないわけじゃないし。
ボランティアは自発的にやらんと意味ないので、興味ない人がやる必要は全くないと思うけど、面白半分でやってみると結構面白いよ。
あと、被災地の光景はもう二度と観れないし観れたくない光景なので、一生の思い出になるんじゃないかと思います。
災害ボランティア派遣はいろんな企業がやってみたいなので、仕事で腐ってる諸兄はぜひ仕事はさっさと片付けてボランティアに行ってみたらどうだろうか?
文句言われるんじゃないかと危惧するかもしれませんが、そんなのは文句言うヤツが悪い!
仕事に穴をあけなければ問題ない!
僕も次の機会には是非行けるように頑張りたいですね。