八百五十五回目:文系人間の能力の六つの軸

社会人になってからもっと一般教養の勉強をしときゃよかったなぁ、と思うようになった。
何故なら働くうえで必要な能力はだいたい一般教養の勉強で養われると思うので。
仕事によっても違うと思いますが、文系の場合人間の能力は以下の六つの軸で測れるんじゃないかと思う。

?表現力(国語とか)
?記憶力(地理歴史とか)
?論理力(数学とか)
?思考力(哲学とか)
?コミュニケーション力(社会学とか心理学とか)
?精神力・忍耐力(体育とか)

括弧内は身につけるのに必要なんじゃないかと思う学問です。
語学力とかはそれ以前の前提となる部分だと思うので外してます。
僕の勝手な定義でそれぞれについて説明すると

?表現力
→ 自分の考えを正確に相手に伝える力(文章or会話)。文章表現力の場合、国語で読み書きすることで鍛えられる。会話表現力はまた別物。
?記憶力
→ 見聞き知ったことを覚え、知識として体系化する力。歴史の論述問題とかはまさにこれのトレーニング。
?論理力
→ 仮定と結論を結びつけて説明する力。数学の論証問題はまさにこれのトレーニング。
?思考力
→ 無から有を見つけ出す力。哲学は「生きる意味」的な答えのないことを必死になって考えるわけだが、それをムリヤリ考え出して一般化しようとするってのはイノベーティブな思考をする力を養ううえで良いトレーニングなんじゃないかと思う。
?コミュニケーション力
→ 相手の行動を理解しニーズを汲み取る力。心理学とかを学んで人の行動の原因を知るのと、多くの人と話す経験を積むのがトレーニングになるんじゃないかと。
?精神力・忍耐力
→ ここ一番で集中できるとか辛くても頑張るとかビビらないそういう類(漠然としてますが)。これは部活やってた奴の方が有利かな。

5点満点で自己評価すると、僕は?3点(会話は1点)、?3〜4点、?2点、?2〜3点、?2点、?3〜4点 ってとこだろうか。
やはり大学でほとんど勉強しなかったので、大学の学問or活動で養われる部門(会話表現力・思考力・コミュニケーション力あたり)が弱い気がしますね(数学は脳みその性能的に苦手)。
まぁ好みもあるけど、上記したような学問を網羅してバッチリやってればどこに行っても通用する人間になれるんじゃないかと思う。
というわけで、僕がやるべきは数学と心理学と人と絡みまくることな気がしますね。
ちなみにこういう文章を書くのは一応文章表現と思考力のトレーニングの意味もあったりします(どっちかというと趣味ですが)。
ファイナンスとか法律の勉強なんぞは些末だから後回しでいいや。
と言いたいけど遅きに失しているよなぁ。
いや、まだ若いっ・・・!