八百十八回目

・今週はツラかった。
一個死にたいぐらいどうでもいい案件があって、お役所OBとMHCBの部長を相手にずっと交渉してたんだけど、俺は絶望的に交渉力がなかった。
しかしお役所OBって凄いな。
あの粘り腰。
そしてあの偉そうな態度。
俺が何を言っても自分の主張をするだけで、一切耳を傾けようとしない。
で、俺はどうでもいい話は損しようがしまいがさっさと片付けてしまえという方針なので、適当にことを進めるとウチの法務に怒られるというファッキンな状況だった。
具体的に言えばお役所は何でも玉虫色にしたがる。
一方法務はなんでもハッキリさせたがる。
俺は双方の決着点を探してたんだけど、ムリだった。
今回はウチが承諾権者だったから、結局ゴリ押せたけど、そうじゃなかった場合に奴らを御するにはどうしたらよいのだろうか?
てかもうお役所はイヤ!




・というわけで震災後で夜は街は真っ暗、昼間も原発のニュースばっかだし、異動だから仕事も大してやる気しなかったのに、お役所のせいで残業ばかりしていた。
終電前ぐらいに帰ると本当に真っ暗で街に人がいない。
キルギスみたい。
飯屋もさっさとしまっちゃって飯食う場所もないしコンビニにカップ麺もない。
群集心理ってのは怖いよね。
俺は犀の角のようにただ独り歩む男だからあんまり周囲の状況気にしてないけど、飯が食えないのは困る。
ガソリン売ってないからバイクに乗って気晴らしもできない。
もし当分このままなら全然東京には居たくない感じだなぁ。
さっさと九州に逃避したいね。




・で、仕方がないからFacebookとか始めてみたが、意外と昔の友達に会えると楽しいね。
だけど、一通り友達を見つけ終わると自分の交友関係が狭いことがわかって若干の悲しさを感じる。
大学時代は部活とバイトと個人旅行ぐらいしかしてなかったからなぁ。
もっとツアー旅行行くとか学校の活動に積極的に参加するとかして友達増やしとけばよかったな。
あとやっぱ留学したかったねぇ。
今思えば大学時代はもっと有意義に使えたような気がするが、今更しょうがないのでこれからのことを考えよう。
九州に知り合いはちらほらいるものの、みんなむしろ東京にいるから寂しくなりそうだ。
向こうで知り合い増やせるようになんかやろう。
何やろ?